不登校・不登校解決の効果的な年末の過ごし方 | 不登校専門カウンセリング「北大阪セラピーラボ」

12月になればあっという間にお正月。一年のモヤモヤした気分を整理し、新たな気持ちで年始を迎えたいと思う人は多いことでしょう。

それは不登校の子はもちろん、不登校の子を持つ親御さんも同じです。今年のうちに不登校問題が解決し、進級や進学に向け、学力や生活習慣などの「慣らし運転」ができることで、充実した三学期を過ごすことができるでしょう。しかしながら、子どもの不登校にはっきりとして変化がなく、見通しもないままで12月を過ごしてしまうと、あっという間に年は明けてしまいます。

不思議に思われるかもしれませんが、12月31日の大晦日、「どうも夜遅くに子どもが泣いていたようだ」と報告される親御さんや、「夜中になんとなく泣けてきた」とおっしゃった子どもさんもおられました。確かに、不本意な状態のまま年末を迎え、一年が終わってしまうことに悲しみを覚えるのでしょう。

もちろん、年内に再登校できることが理想です。少なくとも明確な方針をもって対応するだけでも三学期の意味合いが全く違ってきます。せめて「年内にはここまでを目標に頑張ろう」「そうすれば年始や三学期はこういう方向にもっていけそうだ」と、計画的で前向きな気持ちで年末を過ごすことができるでしょう。

また、年内に不登校のカウンセリングをスタートすれば、短期間の「冬休み」でも有意義に過ごすことができます。特に「ひきこもり」傾向の子どもさんの場合、年末・年始に気分の変化が見られ、何らかの動きを期待することもできます。