北大阪セラピーラボ

<非行> 説教は長くなればなるほど要注意!

【なかなか顔を合わせる機会がない】

中学生や高校生になると、非行タイプの子たちは「家族」よりも「友だち」の方に意識が向くようになっていきます。学校が終わるや否や友だちと合流し公園やコンビニや友だちの家などで過ごすため、家族(親)と初めて顔を合わせるのはいつも夜(深夜)が当たり前とうパターンも珍しくはないでしょう。これは不登校の子でも同じです。学校を休んでいても友だちが学校が終わるのを見計らったり、スマホ・SNSで連絡を取り合っていそいそと出かけていくという子も多いようです。最近では両親ともに仕事をされている家庭も少なくありません。そんな場合、親が仕事から帰ってきても家は真っ暗で本人は不在、帰宅するのは親が眠ってからということも。このように同居はしているものの、めったに親子が顔を合わせることがないという環境(関係)も珍しくなくなっています。

 

【電話の音に敏感になる親】

子どもが家にいない間に家の電話が鳴ることはどこの家庭でもあるでしょう。ところが、一般の家庭と違い非行タイプの子をもつ親にとって家の電話が鳴ると「ドキッ」とされることが少なくないようです。実際に電話をうけてみると「〇〇中学・高校の△△です」から始まり「勝手に早退したようです」「〇〇が提出できていません」「今の出席日数のままだと〇〇」…、中には警察からの電話で「喫煙」「万引き」などで補導・逮捕され、親が呼び出されるということも…。電話の多くはそういった良くない内容であることが多いのです。自身たちは真面目に家事や仕事に励んでおり何も悪いことをしていないのに、子どもの不祥事で色んな人に頭を下げざるを得ない親御さん。もちろん非常に大きなショックでしょうし、屈辱も感じられることでしょう。

 

【子どもの遅い帰りをまってまで説教するハメに】

自分の将来のこともないがしろにしている上、他人に迷惑をかけるのは絶対に許せない親御さん。日ごろから「すべきこと・してはいけないこと」の区別をしっかりと教えてきたつもりなのに、やっていることは「してはいけないこと」ばかり。これでは親のストレスも日増しに高まっていって当然です。毎日「ちゃんと話をしなければ」と思いつつも、なかなか子どもと顔を合わせる機会もありません。北大阪セラピーラボでは常に「日常会話」「雑談」「気軽な親子関係」などを大事にしていただくことを目標としていお勧めしていますが、そんな余裕はどこにもないでしょう。

親御さんのガマンもやがて限界を迎えます。そして「今日こそは何時になろうが帰ってくるまで待って説教せねば!」と躍起になることでしょう。そしてとうとうそのチャンスを迎えることに。いつも通りに友だちと楽しく過ごして帰ってきた非行の子にとって、帰るや否や「ちょっとー、〇〇!!」と、眠っているはずの親から突然の怒号が飛び出すわけです。これには本人もびっくりすると同時に反射的に構えてしまいます。つまり、出会うや否や互いに「臨戦態勢」に入ってしまうわけです。

 

【互いに言い争う形は結果を出しにくい】

親としてはしっかりと説教して反省を促したいものの、いきなり怒鳴られ臨戦態勢に入ってしまった子にとっては、まず「聞く耳」は持てません。親が説教すればするほど、「うるさい!黙れ!ほっとけ!」と反発しかかえってきません。そして、それでも説教をつつけてしまうと今度は親御さんの方が心配になります。非行の子は基本的には「言い返す・反発する」だけを繰り返しますが、それでも説教(攻撃)が収まらない場合、いわゆる「逆ギレ」を起こしてしまいます。壁に穴をあけたり、モノを壊したり、最悪「それ以上言うな!」という意味で暴力をふるうという結果に至ってしまう場合もあるのです。ここまでに至ってしまうと、親子関係の修復は一層困難を極め、親は子を腫れ物あつかいするようになり、子もバツの悪さもあって余計に家に居づらくなってしまいます。

 

【説教の前に「気軽な関係づくり」を】

非行の子と言えば、幼い頃から反抗・反発してきたわけではないでしょう。むしろ、幼いころは甘えたで、親(特にお母さん)にベタベタしていた子も多いはずです。さらに、今も友だちとの付き合いが頻繁なことから、きっと幼いころも「かまってちゃん」だってのでは?そもそも「お母さん大好きっ子」だったのはありませんか?そんな子たちは小学校5年生ぐらいから思春期、つまり反抗期を迎えるのが平均的です。今まで「子ども扱い」をしていても素直に応じていた子が、少しずつ、または、にわかに反発するようになってくるのです。親としては、「思春期に入ってきたな―」と感じ始めたら、それなりに対応にも工夫が必要になってくるのですが、一度身についた「子ども扱い」はなかなか変えにくいでしょう。

中学生・高校生になってからでも遅くありません。今からでも、基本的な「関係づくり」をやり直してみてはいかがでしょうか?もちろん細かな対応は非行の専門家のアドバイスが必要かもしれませんが、大まかに言えば、多少なりとも「大人扱い」に変えてみることです。相手を尊重する態度で、指示・命令形の言い方などをやめてみるだけでも、非行タイプの子の反応が変わってくることがあります。非行のカウンセリングでは「言葉かけならこんな言葉で」「本人のこの発言に対してはこんな返答を」など、会話のやりとりが工夫できれば必ず本人の返し方も変わってきます。何より大事なのは「(親からの)説教はもとより話が長くなればなるほど本人の反発が強くなる」というポイントです。何を言うにも「短め・単語中心」にしてやる方が、非行(反抗的)の子は聞く耳をもちやすくなります。説教一つするにも、そもそも話ができる関係を作る前にいきなり長々と説教をするのだけは避けていただきたいところです。

2022.04.11

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代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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