不登校・非行専門カウンセラーとして、ようやく"35年"を迎えることができました。
北大阪セラピーラボ代表・所長の小川和夫です。
私はこの仕事に就いて2023年で「35年」になります。これまで不登校を中心に非行問題取り組めたことで、2018年「不登校専門・非行専門の家族療法カウンセリング専門機関」として長年居住している大阪府茨木市に「北大阪セラピーラボ」を開業いたしました。駅からも徒歩3~4分と近く、迷いにくい場所を探すため、数十件の物件を探し、一年以上かけてようやく現在の地を探し当てました。
当ラボのカウンセリングでは専門用語も難しい説明もほとんど使用せず、皆様が日常的に使っておられる言葉を中心に「具体的でわかりやすいアドバイス」をお出しすることを心がけています。私自身がもともと学者やインテリでもなく普通の庶民感覚のため、一般の方も違和感なく打ち解けられるのではないかと思います。また、一回のカウンセリング時間を長くお取りしていることや、私の性格や雰囲気もあるのでしょうか、話が弾んだり気軽に質問していただけることもあり約2時間のカウンセリングでも短く感じることが多く、時おり延長してしまうことも…。
私が初めて携わったご相談が「不登校」、そして二番目が「非行」でした。私はこの「不登校」と「非行」のカウンセリングに携わることができたことはまさしく運命だと思います(もともと小学校の教員志望)。それからというもの、私が今でも「もっとも得意」で「もっとも取り組みたい」ご相談は不登校と非行問題です。もちろん、経験や年齢を重ねたことでカウンセリングの相談内容の幅も広がってまいりました。それ以外のご相談も内容によりお受けしております。まれに就学前の子どもさんや、反対に高齢のご夫婦のご相談もお受けしました。通常の夫婦問題も子どもさんの相談中に自然と出てくることも多く、ある意味、夫婦問題でありがちなトラブルも、子どもさんの話を中心に進めているうちに解決することも。
これまで約2000件(2000家族)の不登校や非行問題の相談を中心に担当させていただきました。それでもご家族や子どもさんごとに少しずつ状況が違うため、常に新鮮な気持ちで取り組むことができています。もちろん、時代の変化・進歩も大きく影響しているでしょう。その意味で、今後も様々な経験を重ねる度に不登校専門・非行専門のみならず、対応の幅(相談内容・年齢層)を広げていけるよう精進してまいります。また、当然のことながらこれまでのカウンセリング経験(現場経験)は皆さまのご相談内容の短期解決に向け惜しみなく還元させていただきます。何より私はアドバイスの出し惜しみが苦手です(他所は違うかもしれませんが…)。
代表者・小川和夫 略歴
- 昭和40年(1965年)
兵庫県生まれ
- 昭和63年(1988年)
-
大学卒業+家族療法専門機関(淀屋橋心理療法センター)に入社。精神科医の指導のもと、不登校・非行(素行不良)のカウンセリングを中心・専門に取り組む(※1)
不登校・非行問題研究室 室長
- 平成28年(2016年)
同社を退職
- 平成29年(2017年)
大阪府茨木市に「北大阪セラピーラボ」を設立→開業(税務署への登録)は2018年
(※1) これまで淀屋橋心理療法センターの不登校・非行担当として説明文や多数の記事を書き、文末には「小川和夫」の名前を残していただき感謝していたのですが、2022年8月に確認したところ説明文や記事は残っているものの、私の個人名は消えておりました。退職のため当然ともいえますが残念です…。
- 専門
家族療法 (不登校・非行専門+本人の来所不要)
小学校教諭 一級(一種)免許
幼稚園教諭 一級(一種)免許
実用英語検定2級
出版物
出版物を紹介させていただきます。
「よくばり保健ライフ 第三集」 内容紹介
インタープレス 2002年8月30日 2,600円(税込)
特集 休み始めたらすぐ動く!不登校
あなたの保健室にも、こんな生徒が顔をのぞかせていませんか?
「見守りましょう」の落とし穴
長びくことで変わる「不安」
「息継ぎ」はできているか
「気まずさ」と「気軽さ」
休み始めたらすぐ動く!
不登校のタイプ別対応の仕方
- 心身症タイプ(心のストレスが身体の症状となってあらわれるタイプ)
- 過食症・拒食症タイプ
- 対人緊張タイプ
- 非行タイプ
言いたいことが言えない子
自分の持ち味がわかっていない子
「会話の主導権」をキーワードに緊張感が高まる話でもできる子に
自分の得手・不得手をしっかりと認識し、自分らしくふるまえる子に
「やせ願望」と「家族関係」
「おだやか家族」と副産物
自分の本質が芽を出してくる
自分を知る→工夫できる→自信がつく
過食症・拒食症に多いタイプとは・・・
意外とこわがり
心の傷をひきずる
気づかいが優先
気にしー
しつこくこだわる
素直に受け止められない
「自己主張できる私」へ
対人緊張とは・・・
学校では緊張しっぱなし
治そうとする努力が逆効果に
他の不安が隠れていることも
「罪のないうそ」でピンチをのりきる
自分のいきづまりを認められる子に
教師も親もお手上げ状態
「強がり」は仮の姿。実はとっても「さびしがり屋」なんです
見た目は「派手」。でも、内面はとっても「デリケート」なんです
昔は「手のかからない」「良い子」だったんです
友だちの前では「明るくて人気者」。実は「気をつかっている」んです
「プライド」が高く「弱音」を吐くのが恥ずかしい。だから、不安や苦手なことは避けたいんです
「まじめ」で「正義感の強い」ご両親が多いのです