不登校・非行専門カウンセラーとして"30周年"を迎えます
北大阪セラピーラボ代表・所長の小川和夫です。
私はこの仕事に就いて今年で30年になります。これまで不登校と非行問題を中心に取り組めたことで、このたび「不登校・非行専門カウンセリング」として居住地の大阪・茨木市にて開業させていただきました。当ラボのカウンセリングでは専門用語や難しい説明はほとんど使わず、親御さんが日常に使っておられる言葉を中心に毎回の面談を進めています。
私が初めて携わったご相談が「不登校」、そして二番目が「非行」でした。私はこの「不登校」と「非行」のカウンセリングに携わることができたことはまさしく運命だったと思っています。それから約30年、私が今でも「最も得意」で「最も取り組みたい」と思えるご相談は不登校と非行問題です。
これまで1000件(1000家族)以上の不登校や非行問題の相談を担当させていただきました。それでも今もご家族ごとに少しずつ状況が違うことに驚かされます。その意味で、今後も面談を重ねる度に不登校・非行専門カウンセラーとしての対応の幅が広がっていくのは間違いありません。このカウンセリング経験(現場経験)を皆さまのご相談に惜しみなく還元させていただき、さらに一日でも早く短期解決(再登校)できるようこれからも精進いたします。
略歴
- 昭和40年(1965年)
兵庫県生まれ
- 昭和63年(1988年)
-
家族療法専門機関(淀屋橋心理療法センター)に入社。精神科医の指導のもと、不登校・非行(素行不良)のカウンセリングを専門に取り組む
不登校・非行問題研究室 室長
- 平成28年(2016年)
同社を退職
- 平成29年(2017年)
大阪府茨木市に「北大阪セラピーラボ」を設立
- 取得資格
小学校教諭 一級(一種)免許
幼稚園教諭 一級(一種)免許
出版物
出版物を紹介させていただきます。
「よくばり保健ライフ 第三集」 内容紹介
インタープレス 2002年8月30日 2,600円(税込)
特集 休み始めたらすぐ動く!不登校
あなたの保健室にも、こんな生徒が顔をのぞかせていませんか?
「見守りましょう」の落とし穴
長びくことで変わる「不安」
「息継ぎ」はできているか
「気まずさ」と「気軽さ」
休み始めたらすぐ動く!
不登校のタイプ別対応の仕方
- 心身症タイプ(心のストレスが身体の症状となってあらわれるタイプ)
- 過食症・拒食症タイプ
- 対人緊張タイプ
- 非行タイプ
言いたいことが言えない子
自分の持ち味がわかっていない子
「会話の主導権」をキーワードに緊張感が高まる話でもできる子に
自分の得手・不得手をしっかりと認識し、自分らしくふるまえる子に
「やせ願望」と「家族関係」
「おだやか家族」と副産物
自分の本質が芽を出してくる
自分を知る→工夫できる→自信がつく
過食症・拒食症に多いタイプとは・・・
意外とこわがり
心の傷をひきずる
気づかいが優先
気にしー
しつこくこだわる
素直に受け止められない
「自己主張できる私」へ
対人緊張とは・・・
学校では緊張しっぱなし
治そうとする努力が逆効果に
他の不安が隠れていることも
「罪のないうそ」でピンチをのりきる
自分のいきづまりを認められる子に
教師も親もお手上げ状態
「強がり」は仮の姿。実はとっても「さびしがり屋」なんです
見た目は「派手」。でも、内面はとっても「デリケート」なんです
昔は「手のかからない」「良い子」だったんです
友だちの前では「明るくて人気者」。実は「気をつかっている」んです
「プライド」が高く「弱音」を吐くのが恥ずかしい。だから、不安や苦手なことは避けたいんです
「まじめ」で「正義感の強い」ご両親が多いのです