北大阪セラピーラボ

<非行> 非行の子にとっての「通信制高校」のメリット

非行傾向の強い子の多くは「超」がつくほど「寂しがり屋」です。気軽に話せる子や大人が身近にいないと強い孤独感・疎外感に襲われ現実逃避(非行)の道を辿ってしまうことに。たまたま中学の成績がそれなりに良く、いわゆる大学進学が中心の高校に入学してしまうと大変です。学校(高校)は大学受験をめざすため通常の授業に加えて補習が加わるなど、どうしても勉強中心に。当然、入学してきた生徒たちも勉強(大学受験)をするために必死の毎日です。公立中学ではゆっくり羽を伸ばし、楽しかった夏休みも、補習や集中授業に充てられしまい、日数が半分や半分以下になることも珍しくありません。このような環境では小遣い稼ぎのためにアルバイトをすることもできません。寂しがり屋な上に「楽しい高校生活」を夢見ていた非行の子にとってはまさにつまらなく、苦痛の毎日の高校生活になってしまうのです。

さらに、高校ではどの教科の先生も勉強中心の授業を進めるのが当たり前。少しでもよそ見したり、私語がみつかれば即座に注意されます。あまりのつまらなさに、高校入学後、一ヵ月程度(ゴールデンウイークあたり)で不登校になったり中退する子が増えるのもそのためです。

また、遅刻や早退・登校したり休んだりを繰り返しつつ、なんとか二学期(後期)まで持ちこたえる子もいますが、「おもしろくない・つまらない」「勉強ばっかり」「担任に見放されている」「気軽に話せる友達ができない」…、このような状態がつづいていれば先は明るくありません。当然、途中で非行行動を起こし、停学処分を受けることも…。こうして、やがて留年の欠課・欠席日数にひっかかり、「中退」という道を選ばざるを得ない結果に…。

このような経緯を経て、次に辿り着くのが「単位制・通信制高校です。今では通信制高校も年を追うごとに認知度が高まっており、そこで奮起できるなら決して悪い選択ではないでしょう。しかし、せっかく普通科の高校に入学させた親御さんにとってはショックが大きいことでしょう。おまけに「本当に通信制高校でやっていけるのかしら…」、このような不安にかられるのもよくわかります。私ども非行専門カウンセラーの元にも、普通科高校から通信制高校に転入・編入してほどなく相談にこられるご家族もたくさんおられます。

私どもも通信制高校に通われている非行傾向の子をたくさんお手伝いしてまいりました。そして、ご家族のサポートはもちろん大事ですが、一定の条件が揃っていれば十分に適応することができ、大学に進学された方もたくさんおられます。

通信制高校に適応できる(馴染める)第一の条件は「気軽さ」です。授業の進度は普通科の進学校と比べるとゆるやかで自由度が高いのですが、何より違うのが教科担当の先生方の授業の進め方!。先生方も子どもたちの事情をよく知っておられるためか、クラス全体だけでなく、個人個人にも目を向けられている方が多いようです。また、担任の先生(チューター)も、非行の子はもとより、親御さんとの連絡もマメにとられている方が多いようです。特に私が驚いたのは、担任(チューター)の先生が、非行傾向の生徒の携帯(スマホ)に直接電話をかけてくださり、「どうしてる?」「待ってるよー」など、とても気軽な声かけをして下さったおかげで「先生に会いに行ってくる!」と再登校を果たしたというエピソードです。

『相手に懐けば従順になる‼』。これは私どもが多くの非行の子の相談をお手伝いしてきて実感している鉄則です。非行の子は悪い先輩に懐いてしまうと悪い方向に転んでしまいますが、通信制高校の先生(チューター)に懐いてくれれば、登校も勉強も見違えるほどやる気を起こすことができるのです。

2021.10.08

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代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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