北大阪セラピーラボ

<不登校・非行> 休み休み・遅刻ばかりの不登校・非行でも親の気力次第で解決!

【「非行」と「学校とのつながり」】

「非行」であれ「怠学」「素行不良」であれ、いずれの場合も「学校」とのつながりが少しでもある子ならば、十分に解決可能です。ほとんど遅刻しながら登校しながらでも、登校がたとえ週に数回でもです。最も大事なポイントは学校に「居場所」があるかどうかです。「居場所がない=親しい友だちがいない」子なら、非行傾向が出てきたらどんどんと学校から足が遠のき、やがて完全不登校になってしまうことも珍しくありません。高校生ならば「留年」の基準にすぐに引っかかってしまうことも。友だちに限らず、親しく気軽な先生がいるだけでも違ってきます。逆に、友だちもいない・自分のことを気にかけてくれる先生もいないとなると、いわゆる「孤独感・孤立感」を感じてしまい、非行傾向はいっそう加速する可能性があります。

 

【非行仲間は自分を必要としてくれる】

非行の子たちが一番楽しく過ごせるのが非行仲間たち・先輩たちと一緒にいる時…。非行の子たちはそれぞれが互いを必要としており、同じことをして過ごしたり、しゃべったり、たとえ何もしなくても決して「耳の痛いこと」は言いません(=説教・説得)。それが彼ら・彼女らの暗黙のルールであり、かつ、みんながそういった関係を求めているのです。何より嬉しいのは「居場所のない学校」と違い、彼らは一緒に過ごすことが好きなのです。そう「寂しがり屋」の子たちなのです。なので、一人で寂しい思いを避けるためすぐに非行仲間に連絡を入れ、「来いよー」「〇〇しようぜー」などと呼び出します。そして、呼び出された本人が行くと歓迎して迎えてくれます。なかには気前の良い子や先輩がいて、アレコレおごってくれることも珍しくありません。バイクに乗せてもらえるのも嬉しいでしょう。相手が免許がもっているかどうかは関係ありません。また、聞いてしまうと「(相手を)イヤな気にさせるかも」と考え聞けません。中学生ならせいぜい自転車(チャリ)でしょうが、みんなが同じならそれでいいのです。たとえ真冬の公園やコンビニの前でも、少しでも明かりがあれば立派な「おしゃべりの場」です。一緒に過ごすのは同級生ばかりとは限りません。中学生・高校生、また、学校やめた無職の子も既に仕事をしている子もいろいろで、年齢差は関係ありません(ただし目上の人への礼儀はあります)。いつも特定の数人で過ごす子もいれば、仲間であれば一人よりは二人、二人よりは三人…と人数が多い方が楽しい子もいます。どんな場合でも共通しているのが「自分を呼んでくれる=必要としてくれる」ことが嬉しいのです。

 

【家庭との致命的な違い】

すでにおわかりだと思いますが、非行傾向の子は仲間うちでも大歓迎でも、家族にとれば大迷惑な子です。やるべきこともやらず、夜な夜な出かけていったり、友だちを勝手に家にあげたりと好き放題。せいぜい帰宅は深夜か早朝。そこから眠り始めるため、起きてくるのは夕方だったり…。そして、親が仕事から帰ってくる頃にはすでに家を出た後…。これではロクに会話もできません。このような家庭も珍しくないと思います。明らかに家族を避けているとして思えません。口を開くのはせいぜい「ごはん!・メシ!」「金くれ!」など自分の要求ばかりで、親が学校の話題を振ろうものなら無視したり反発したり、または食事中でもその場を去ってしまいます。やがて親も会話(対話・話し合い)をあきらめてしまいます。

 

【北大阪セラピーラボへの非行相談のタイミング】

実はこんな毎日を繰り返し、登校もままならなくなって初めて北大阪セラピーラボに非行の相談に来られる親御さんが多いのです。私どもは「不登校」も「非行」も専門ですし、非行ならば解決までの道筋もある程度決まっているのですが、初めて来所された段階で「あと〇日で留年なんです」「父親がすでに見放してしまっています」「何回も警察から電話があったり、親も何度も警察に呼ばれました」「万引き・窃盗も〇回して捕まっています」「家のお金も〇万円盗られました」…など、数々のことをやってしまっている場合がほとんどです。

 

【親のモチベーションや気力が残っているか】

高校生の不登校+非行の相談の場合、さすがに親子関係が冷めきった状態で留年まで数週間など残り時間が少ない場合、いくら初回からアドバイスをお出ししても効果が表れる前に留年のタイムリミットを迎えてしまうことがあります。その場合は、次の進路(通信制高校)を見据えた上での相談ならば大丈夫なのですが、「一、二週間で解決したい」はさすがに厳しいと言わざるを得ません。いくら解決までの道筋が決まっているといっても、親子関係の修復にはそれなりの時間が必要です。ただ、兄弟姉妹が優等生・優秀コンプレックスを感じていたり、親の圧が強い場合など家庭内に居場所がないと感じ、友だちに誘われるまま出かけて行っている場合は比較的早く修復できる場合もあります。かつ、これが最も大事なことなのですが、親のモチベーション(=何とかしてやりたい!)や気力(=この子の解決のためなら頑張る!)がしっかりしていれば、よろこんで非行の解決に向けてお手伝いいたします。うまくいけば数週間で改善の傾向を実感していただけるでしょう。「家にいる時間が長くなってきた」「親子の会話が増えてきた」「友だち関係や学校のグチなどを口にするようになった」など、たとえ内容がネガティブなものでも大歓迎です。初めから「どうせなら前向きなことを話してほしい」と願ってらっしゃるならカウンセリングはうまくいきません。前向きな話はネガティブな話をしっかり吐き出した後にやっと出てきます。

 

北大阪セラピーラボ

所長 小川和夫

ktlabo.2018@gmail.com (24時間受付。ご予約は「予約」フォームから)

072-623-2018 (ご予約・お問い合わせは「予約」から。電話でないと不安という方は電話も可)

2022.11.08

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代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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