北大阪セラピーラボ

<不登校> 親の基本の対応は「共感」よりも「同調」で!

不登校の子への対応として「共感」という言葉がよく使われます。たとえば「それは辛かったわねー、わかるわよー」「うんうん、お母さんもそう思う」・・このような使い方を勧められることが多いのではないでしょうか。

確かに、親御さん自身も心から子どもと同じ気持ちであったり、これまでの親子関係の中でも常に共感対応をとってこられたのなら、子どもも素直に受け入れることでしょう。「共感」は「(親と子が)考え方や感じ方が一緒」であれば適切な言葉でしょう。しかし、なんとか再登校させようと少しでも「演技」が入ってしまうと、子どもはすぐにわかってしまいます。不登校状態の子はとても用心深く、親の対応を無条件で受け入れるのは難しいものです。少しでも嘘だと見抜かれたり、違和感を感じてしまうと心を閉ざしてしまうかもしれません。

そこで私ども不登校専門カウンセラーがお勧めするのが「同調」対応です。厳密な言葉の意味としては正しくないかもしれませんが、言葉の意味合い的に最もふさわしいと考えています。カウンセリングで従来からよくお勧めし、効果も上げています。

例えば、子「目玉焼きにはソースよりも醤油が合う!」と言った時、人によっては心から共感できない時もあるでしょう。そんな時に無理に、母「そうよねー、お母さんもそう思うよー」と答えようとすると、気持ちが込めにくい上、嘘をついてしまうことになります。これでは子どもとの会話が辛くなるだけでなく、子どもの口数も減ってしまいます。

そんな時は「へー、醤油ねー」と、否定も肯定もせず、子どもの発言内容に興味をもってやるのです。また、シンプルに「へー」「なるほど」「そっかー」と、相槌を返してやるだけで満足することも。しかも、相槌オウム返しのように、短い言葉で返してやることで、子どものさらなる発言を促すことにもつながります。親子の会話のキャッチボールが続けば、次第に子どもも心を開くようになり、今まで言えなかったことも言いやすくなります。それが不登校解決の決め手になるといっても過言ではありません。

 

2017.12.15

北大阪セラピーラボ (大阪府茨木市:JR茨木駅より徒歩4分)
代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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