北大阪セラピーラボ

<家庭内暴力・不登校> 「鉄は熱いうちに打て」というものの…

【鉄は熱いうちに打て】

鉄は熱いうちの方が柔軟なことから、昔は鍛冶職人が用い、今は「絶好のチャンスを逃さず」「何をするにも柔軟な若いうちに経験しておくべき」などのような意味合いで使われているようですね。今回はこの言葉を、「子どもの家庭内暴力」にも当てはまるのかどうかについて説明したいと思います。

 

【家庭暴力の最中は?】

いくら若いうちといっても、子どもの家庭内暴力は「熱くなっている時」=「感情が高ぶっている時」です。このタイミングで親が子をなだめよう・落ち着かせようと思ってアレコレ言葉かけをされることもあるようですが、これはあまりお勧めできる方法とは言えません。「感情が高ぶっている時」ほど、聞く耳をもつ余裕もないからです。かえって逆上し、暴れ方がいっそうひどくなることも十分にあり得ます。つまり「人間は熱いうちはあまり刺激しないこと」の方が賢明と言えるでしょう。

 

【親と子のテンションの差が余計に悪化の元に】

暴れている子に対して何とかしようと考えた時、なるべく落ち着かせようとするために親からの声かけは「おだやかに・落ち着いて」話そうとされるかもしれません。家庭内暴力中の子はとても熱い=テンションが高くなりすぎているわけです。対して親がクールな対応をとることで、両者の間に「テンションの温度差」が生じてしまいます。この差が大きいほど、余計に本人(子ども)の暴力が悪化することもあります。他にも「大きな声は近所迷惑だから」「それはお母さんの大事なものだからやめて」など、家庭内暴力を治めようとすればするほど、逆に声が大きくったり、あえて親のモノを壊しにかかったりと裏目にでることに。これは私どものように家族療法的なカウンセリングで、常に「家族」の中での親子のパターン・会話・上下関係などに着目している者からすると、比較的多くの家庭に共通している「逆効果になりやすい努力」と言えます。

※中には初めから近所に知られぬよう窓が閉まっているのを確認していたり、「近所」「警察」という言葉を使うと軟化する子もいるため見極めが大切です。

 

【我をなくしてしまっているなら緊急避難も】

なだめてもダメ、落ち着かせようにも聞き耳ももってくれず、おまけに親や兄弟姉妹が近くに居ると本人の行動が「これ見よがし」とばかりにモノにあたったり、暴言・奇声を発することも。こんな時は、まず少し声かけしてみて「余計に悪化する」のか「何か具体的に訴える」のかによって、対応を変えてみるのも一つの方法です。後者ならば、日ごろから言えなかったことが蓄積しすぎて暴力という手段を使って自己主張している可能性があります。こんな場合はそこから話し合いのチャンスを持つことができるかもしれません。しかし、声かけで余計に悪化するなら「我をなくしてしまっている」可能性があります。パニック状態です。「このままでは何をするかわからない」と感じた時は、止むを得ず「いったん家を出る」「警察を呼ぶ」といった緊急避難的な対応が必要かもしれません。うまくいけば時間をおくことで落ち着くこともあるでしょうし、ベテランの少年課の警察官が上手に諭してくれる場合もあります。

 

【家庭内暴力の子は意外と小心者が多い】

上記のように、家庭では普段から親の方が上位で言いたいこと・聴いてほしいことがあってもなかなか言えない子、学校では目立たず周囲に合わせてばかりの気遣い症の子(いじめに近いことも)、もともと物音や環境の変化などに過敏な子…、このように、家庭内暴力をふるう子=もともと傍若無人・いつでもどこでも強気というイメージをお持ちの方もおられると思いますが、現実はその逆で北大阪セラピーラボのカウンセリングに来られる親御さんの相談をお聞きしていると、意外と小心者の子の方が多いように感じます。そのため、今後も家庭内暴力を防止・予防を考えられるならば、これまで以上に自己主張できるような子になれるよう、日常の親子の会話から見直していかれることをオススメします。必要ならば専門家のアドバイスを受けるのも一つの方法です。

 

<解決のキーワード> 感情の温度差、緊急避難、日ごろの親子の会話パターン

2022.04.19

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代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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