北大阪セラピーラボ

<不登校> 頑固な子には「説得」よりも「納得」重視で!

これまで多くの不登校の子の相談を受けてきましたが、例外がないぐらい「不登校の子=頑固」と言えるでしょう。言葉こそ悪いですが、不登校になる子は意外と自我(自分の意志)が強く、自分が納得できないことにはなかなか素直に応じてくれません。おまけに思春期に入ると、説得されていると感じれば反射的に反抗してしまう場合もあります。

いくら表情が穏やかな子や比較的素直な返事が多い子でも、実際に親の言う通りに従っているかどうかを見てみると、意外と返事とは裏腹な行動をとっていることが多のではありませんか?。「そろそろお風呂はいって~」「わかったー」と返事はするものの…。不登校が長期化している子ほどそういう傾向が強い気がします。

他にも、いくら外面(そとづら)の良い子でも家庭内では不愛想だったり内弁慶だったり…。これは不登校の中でも外(学校など)で気を使いすぎて(相手に合わせすぎて)疲れてしまう子に多いようです。そんな子も表面的には穏やかでニコニコしていても、内心では反対のことを考えていることもあるのです。いわゆる本音と建前です。

このような子にいくら言い方を工夫して登校を説得しても、本人が「説得されている」と感じれば結果はあまり期待できないでしょう。カウンセリング上のテクニックはいくつもありますが、一つの方法としては「どうする?どう思う?」など、本人の意向を尋ねてみることをよくお勧めします。「主導権を握らせてやる・決定を委ねる」と言い換えても良いかもしれません。たとえば、「もうお風呂入ってくれる?・入ってー」の代わりに「お風呂どうするー?」「お風呂の予定はー?」と尋ね、その返事に応じて言い回しを工夫し、結果的に早く入らせるというテクニックもあるのです。もちろん誘導の仕方はいくつもあります。カウンセラーはその時に本人が何をしているか、どんな言い方がその子に向いているかなどを考えた上でアドバイスをお出しします。

お風呂のエピソードはあくまで一例に過ぎません。このように「腰の上がりにくい子・時」にどんな言い方をすれば動きが良くなるかというパターンをつかむことが重要なのです。たいていの子は説得を嫌がり、納得できれば動きが良くなります。これを宿題の取り掛かりや、朝起き、ゲームの切り上げ、最終的には不登校を再登校へとつなげるコツへと応用していくのです。

2022.03.02

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代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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