北大阪セラピーラボ

<不登校> 常識的な対応が通じない子・余計に反発する子

【常識的な対応ほど裏目に!】

不登校になる子は、学力不振や人間関係など様々な理由をきっかけにして陥ってしまいます。その上、少し特徴的な性格・特性もあるため、親が再登校を促したり説得しても効果がないばかりか、かえって反発したり親を避けるようになる子もいます。

不登校の子は個性的で、特徴的な性格・特性がある分、親(特に身近な母親)としては日々の対応に苦慮されていると思います。とりわけ常識的な親御さんほど、常識的に諭したり説得などをされると思いますが、これがなかなかうまくいかず、かえって反発を招いてしまうことも多いのでは?。かつ、あまりに言い過ぎると暴言を吐いたり部屋にこもったり、ひどい場合は壁に穴をあけたり家庭内暴力に発展する場合もあります。

 

【不登校になる子ってどれぐらい?】

1クラスの人数が30~40人ぐらいだとすると、1人か2人と少数ではあるものの不登校の子の割合はそれぐらいか、もう少し多い程度でしょう。特に、思春期・反抗期の全盛期で不登校(欠席)の多くても公立中学なら留年もない「中学生」が多い傾向にあります。もちろん、小学生や高校生にも不登校の子が多いのは間違いありませんが、中学生は対応面でもっとも苦労するかもしれません。学校側・自治体側もスクールカウンセラースクールソーシャルワーカー(S.SW.)を配置するなど、少しでも不登校の子を減らそうと工夫はされているようですが…、こればかりは各カウンセラーやソーシャルワーカーの力量によって効果はマチマチといえるでしょう。不登校専門の心理カウンセラーの立場から言わせていただくと、「不登校」をひとくくりにしてどの子にも一様の対応をとったり、「傾聴=しっかりと耳を傾けてやる」「見守る・様子をみる」中心の対応だけではなかなか解決できなくなっているというのが現実のような気がします。

 

【不登校の子の秘めたる能力・将来性】

北大阪セラピーラボでは不登校専門として30年以上に渡り多くの不登校の子たちと面談したり(今は親のみの来所が中心)、親御さんを通じて子どもさんの性格・特徴などを細かくお聴きしてまいりました(情報収集)。親御さんもお感じかもしれませんが、カウンセラー側からみても確かに個性的な子・他の子たちとはちょっと違う子が多いと実感します。ただし、あくまで個性的なのであって、病的におかしいというわけでは決してありません。一例をあげるならば、世間的には社会人になる際、安定性や将来性・周囲の期待・世間体などを考え、いわゆる優良企業の会社員・公務員を選ばれる方も多いと思います。一方、不登校の子(不登校だった子)は、そのあたりの考え方が違っていることも多く、本人に自覚があるかどうかは別として、いわゆる「専門家」「研究職」「職人」といった「何かを極める仕事」を希望・志望する子が多いようです。しかも、そういった仕事の方が向いているとも言えます。また、全員が安定性・将来性を求めても、全員が「専門家・研究職」を求めても社会は成り立ちません。その意味では不登校になる(ような性格の)子も「貴重な存在」(=必要)で、人数のバランスが良いほど社会がうまく機能すると言えるでしょう。

 

【不登校の子がゲーム・ネット・スマホに依存する理由】

最近は不登校の子に限らず、ゲーム依存・ネット(PC)依存・スマホ依存など「〇〇依存」の子のことで悩んでおられる親御さん(家族)が多いと思いますが、「ゲームばかりするから親子の会話や接触の機会がない・ご飯を食べたらすぐに部屋にこもってしまう」はもとより、なにより、眠るのが遅くなり睡眠時間が短くなると朝起きられるか(起きられない=不登校)と心配になるでしょう。

これを不登校の子の気持ちに当てはめて考えると「勝たないと意味がない」「キリがつくまでやめられない」「ゲームで忙しいからご飯なんか食べてる場合じゃない!」「何時間やってもあきない」…。数え上げればキリがありません。結果的にゲーム・ネット(PC)・スマホに没頭する時間が長くなってしまいます。

 

※ 他にも「寝落ち」するまでスマホを手放さない子もいますが、これは不登校の子の特徴・特性に加え、翌日の「登校不安」が強い場合もあります。特に登校不安については、知られるのが恥ずかしかったり期待した答えが返ってこないと考えたりし、口にさせるには相当苦労されますが、不登校専門の家族カウンセリングでは色々な方法をご用意しています。答えが一つではありませんので、日ごろの声かけや本人の反応の仕方などを参考にしながら、適切な対応のアドバイスをお出しするようにしています。

 

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小川和夫

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2022.09.13

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代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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