北大阪セラピーラボ

<不登校> 不登校の解決に「両親の協力体制・一致団結」は必須ではありません。

北大阪セラピーラボでは、独自の家族療法にてカウンセリングを行っています。かつては、家族療法といえば、両親はもとより不登校の本人や兄弟姉妹など、本人に関係のある人にお越しいただいてのカウンセリングが主流でした。私どもも数十年前はそうでした。

やがて、カウンセリングを嫌がる本人が増えてきた上、現代社会社では両親共働き率も上がり、兄弟姉妹も部活動・学習塾・習い事など、カウンセリングの場に一堂に会するという機会が少なくなってまいりました。同時に、私どももそのようなニーズに合わせ、独自に家族療法(カウンセリング方法)を改良し、今では母親(お母さん)お一人でも解決可能な仕組みを作り上げることに成功しております。だからといって、父親が来ない方が良いというわけではありません。今でもご両親そろっての来所は大歓迎です。毎回でも数回に一回でもとても有難いことです。

 

【世間の常識=両親は協力し合って!】

これまで一般的・世間的には子どもの不登校の問題には両親間の協力体制は不可欠だと思われていたと思います。しかし、これはあくまで理想論。今も臨床(現場)経験の少ない学者の論文や書籍にちらほら見かけますが…。現場主義の私どもからすると、一番大事なのは「母親と本人との関係性」です。もし父親が協力してくださる場合、母と子の関係性を維持するための協力をお願いできると有難いです。さらに、お父さんが積極的でカウンセリングにも参加していただける場合は協力体制・役割分担を是非ともお願いいたします。さらに解決率のアップが期待できるだけでなく、お母さんの「心の支え」となり根気・気力も続きやすくなるでしょう。結果的に、母親が根気強く本人との会話量や共有できることが増やしていただけることで、再登校への道筋が開けてくるのです。

 

【不登校の本人の口数が増え、喜怒哀楽が増えてくればしめたもの!】

不登校の子の中には、不登校でありながらも学校のことだけでなく友だち・勉強・先生などをほとんどしゃべらない子もいます。そんな時は「外堀」から埋めていきます。いきなり核心をついた質問ばかりすると余計に口が重たくなったり、母親さえも避けられてしまう可能性があるからです。外堀=「雑談」でも十分です。特に、本人の興味のあることに関心を示してやるとノリの良い反応も期待できるでしょう。興味ある事の代表例は「ゲーム・SNS・YouTube」などでしょうか?不登校のカウンセリングでもこれらのことに興味を示さない子はほぼ聞いたことがありせん。ただ、対応の初期段階は母親の対応の変化を怪しむかもしれません。次第に「自分は不登校なのにこんなことに関心をもってくれるんだ」と徐々に口数が増えてくる子が多いようです。それをうまく学校の話題に転換していくわけです。

 

【プライベートな話・恥ずかしい話は『二人きり』で!】

子どもが心を開いてきたとしても、常に身近に他の家族がいるとなかなか大事な話はしてくれません。それは、話の内容がデリケートなものだからです。デリケートな話題ほど人数は少ない方が話しやすものです。すくなくとも、不登校・再登校に関係する話題は母と子の「二人きり」限定の場がとれるようご配慮ください。小学生ならお風呂・寝室などが有効ですし、中学生以上であれば本人の自室や散歩やドライブなどに誘うのも一つの手です。その際、子どもの顔を真正面から見ないことや、ゆっくりペースで話してくださるほど効果的でしょう。不登校専門のカウンセリングでも、さらに詳細にではありますが皆様にも説明していることです。

 

北大阪セラピーラボ

所長 小川和夫

ktlabo.2018@gmail.com (24時間受付)

072-623-2018 (ご予約はなるべく「予約フォーム」からお願いします。電話でないと不安な方は「電話受付」も可)

 

2022.09.11

北大阪セラピーラボ
代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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(当ラボの一階の集合ポストには「KTL 小川」、玄関扉には「北大阪セラピーラボ」のプレートがあるだけです。「不登校・非行・カウンセリング」という表記はあえてしていません)

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定休日:月曜日の14:30以降〈祝日は休みません〉)

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