北大阪セラピーラボ

<不登校> 母親と二人きりならしゃべる子でも・・

不登校の子で「おしゃべり」な子は珍しく、どちらかというと「普段から無口」「質問したことにしか答えない」「しゃべってもせいぜい単語一語」など、口数の少ない子の方が多いようです。また、タイプ(性格)によっては雑談には応じるものの、親の方から「不登校・再登校」の話題を出した途端に黙り込んだり、その場から立ち去ってしまうという子もたくさんおられます。

また、普段はしゃべらない子でも「母親と二人きり」ならば、少しは会話ができるという子がいます。やはり思春期に入ったものの、大きなピンチ(不登校状態)を自分一人で抱え込んだり、解決策を考えるのは辛いもの。本能的に「母親」を一番の相談相手に選ぶことが多いようです。ただし、いくら母親限定ならばしゃべるといっても一気にアレコレ質問したり、なんとか再登校させようと一回の会話で説得に持ち込もうとすると、ついには母親さえも避けられてしまうハメに。

もともと口数の少ない子は、長い会話やテンポの速い会話は苦手です。「あのねー・・」「この前ねー・・」と、やっと口を開いたとしても、いったい何を言いたいのか、ゆーっくりと、まどろーっこしくしか話せないのです。また、母親からの問いかけにも随分と間をおいて返事することもしばしばです。そんな時は「子ども合わせ」で気長に会話に付き合う感じで、のらーりくらーりと付き合ってあげることをお勧めします。何日もかけて話しているうち、次第に子どもからの話しかけが増えたり、会話のテンポが少しずつ速くなってくることが期待できます。

お母さんにとって相当な根気感情のコントロールが必要ですが、「子どものペースに合わせながら」「沈黙を我慢し」「十分な間をとりつつ」進めていくのが得策と言えます。やがて、子どもの口から学校やクラスメートなどに対する「不満」や「不安」が出てくるようになればしめたものです。せっかく出てきた不満をなだめたり、不安をなぐさめたりせず、しっかりと相槌を打ちながら話を進めていくことでゴール(再登校)が近づいてきます。

2018.01.27

北大阪セラピーラボ (大阪府茨木市:茨木駅より徒歩4分)
代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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