北大阪セラピーラボ

<不登校> 小学生の不登校は母子密着を利用して!

他のカウンセリング機関やクリニックなどで不登校のカウンセリングを受けてから当ラボに相談に来られる方は少なくありません。そのような親御さんから、「母子分離不安だと言われました」と、あたかも母子関係を分離させないと不登校問題が解決できないような指摘(注意)を受けたいう声をよく耳にします。確かに親子の間には適切な距離感は必要でしょう。しかし、不登校状態に陥ってしまうと、母親はもとより子ども自身はとても大きな不安にかられてしまいます。「お母さんに心配をかけてしまってる」「早く再登校してお母さんを安心させなくちゃ..」・・子どもは自分自身の不登校だけでなく、お母さんの顔色をも気にしているものです。

北大阪セラピーラボのカウンセリングでは、そんな「不安だらけ」の親子の気持ちや状態を否定するのではなく、むしろ最大限利用していく方法をとります。「不安」だからこそ、いっそう親密な関係を作り、どんな話題でも分かち合える関係を作っていくのです(母子密着)。学校や担任の先生・クラスメートなどの嫌な部分は「怒り・不満」として発散し、再登校の不安やクラスでの孤立感といった弱気な面も「不安・弱音」として、遠慮なく口に出せるようにするのです。場合によっては、母子で一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝ていただくことをお勧めすることもあります(場合によっては不登校問題が解決してからも継続)。それと同時に、お母さんにはカウンセリングを通じ、上手な聴き方や相槌の打ち方のテクニックを身につけていただきます。これは子どもさんの性格やタイプをしっかり踏まえた上でやらないとうまくいきません。母親の対応の変化を素直に受け入れる子もいれば、不審に思い、いったん口数が少なくなる子もいるからです。

たいていの場合、小学校の低学年のうちは母親に対し手放しで安心感を覚えます。しかし、早ければ小学生でも3~4年生になると思春期特有の「親に対する抵抗感・反発心」が芽生えてきます。その意味では小学生の不登校は、年齢が低ければ低いほどシンプルな対応をとっていくだけで解決できる場合が多く、中学年・高学年の子は、自我の強さに応じて対応を工夫していけば、中学生や高校生よりは断然スムーズに再登校に導くことができるといえます。

2017.12.26

北大阪セラピーラボ (大阪府茨木市:JR茨木駅より徒歩4分)
代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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