北大阪セラピーラボ

<不登校> ひきこもり不登校と親の役割

  学校での集団生活に馴染めず自宅にひきこもってしまった子は、人間不信や疎外感など少なからずマイナス感情を抱いています。また、「何となくみんなと違う」「他の子は普通にやっているけど自分はイヤだ」…本人からするとクラスメートの方がおかしいんだと考え、クランメートからはひきこもりの子が「変わり者」のように見えてしまいます


 同様のことは家庭内でも起こります。親から見ると、ひきこもってしまった我が子は以前から他の兄弟姉妹と比べ、「扱いにくい子だなー」「頑固だなー」と感じておられる方が多いようです。そんな我が子が「ひきこもり」+「不登校」に!。もともと対応に苦慮していただけに、不登校の本人だけでなく家族にとっても一大事です。


 何より対応に困るのは「声かけ」です。「食事の時間になったらどんな風に言えば..」「何日か入浴していないけど促してもいいものか..」「髪の毛が伸びっぱなしだけど親が切ってあげた方が..」、「そもそも声をかけてもいいものか..」・・アレコレ思案しているうち、いつしか親子の会話がなくなり、ついには顔すら合わせなくなってしまいます。


 実は、ひきこもりの子が一番嫌なのがこのような「腫れもの扱い」なのです。いつも他人行儀で声かけもぎこちない、そのような対応を続けるとひきこもりを助長するだけでなく、再登校がますます遠ざかってしまいます。最も避けるべきは家族との会話だけでなく接触すること自体をも拒否されてしまうことです。不登校専門の当ラボのカウンセリングでも、そのような状態になってからのご相談の場合、再登校への計画を立てる前に親子の間で少しでも会話ができる状態にもっていけるよう専念します。それほどひきこもり不登校の解決には親の支援が欠かせないのです。


 また、ひきこもり不登校の解決のキーワードは「家族との気軽な関係づくり」。これは会話に限ったことではなく、子どもと接する方法やその時の雰囲気づくり、声掛けのタイミングや頻度、言葉選びなど実に多岐に渡ります。もちろんこれら全てを親御さんだけで取り組むには無理があるでしょう。専門のカウンセラーとともに子どもさんの性格やこれまでの家族のコミュニケーションの取り方などをしっかり分析し、「子どもの性格の理解」→「親子の会話」→「再登校に向けての相談」ともっていかれるのが理想的な道筋です。

2019.01.26

北大阪セラピーラボ (大阪府茨木市:JR茨木駅より徒歩4分)
代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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