北大阪セラピーラボ

<不登校> 勉強の遅れはどうすれば良いか

不登校の子が再登校できた時、どうしても避けては通れないのが「勉強の遅れ」です。どの親御さんからも必ず相談されると申し上げても過言ではありません。

不登校になって間もない内ならまだしも、何か月も勉強から遠ざかってしまうと「勉強の遅れ」そのものが「再登校できない理由」の一つになってしまう場合も。色々な親御さんに対策をお聞きすると「家庭教師」「通信教材」「親がみる」などが多いようです。他にも、ネット上に元予備校の講師の授業がアップされていたり、スマートホンのアプリなどでも学習教材は得られます。
しかし、様々な勉強の環境を整えてもらえるものの、一生懸命がんばって勉強の遅れを取り戻そうとする子はあまり多くないのが実情です。勉強の遅れを取り戻すことは不登校の子にとって最優先ではないのでしょうか?
カウンセリングを進めていると、確かに不登校のきっかけの中に「勉強の遅れ」はあるものの、決め手となったのは「テストの点数を友達に笑われた」「先生にあてられたが答えられず恥をかいた」「みんなから『字が汚い』とからかわれる」など、どちらかというと勉強そのものというよりはクラスメートや先生の目や声といった「対人関係」の方がつらかったこの方が多いようようです。当ラボでもほとんどの子が勉強は追いつけないままながらも再登校できています。
では、対人関係の問題はどうすれば良いか・・。人の目を気にしないようにするために「何を言われても気もちで負けない」「言われたら言い返す」「嫌なことを言われたら睨みつけてやる」・・・このような考えが一般的かもしれませんが、気の弱い子にとってはとてつもなく大きな課題です。
そんな場合、勉強を追いつかせるというよりは、「勉強」にまつわる話題そのものを「タブーにしない」ようにする方が得策です。ポイントは「マイナス感情の発散」です。これまで勉強をめぐって味わってきた苦い思い出を訴えたり、「勉強なんか××だー!」「勉強できなくても生きていける!」など、愚痴や文句などを思う存分に言わせてあげるのです。グチグチ言った方が根本にある弱気な気もちも和らぎやすく、良い意味で「ひらきなおる」ことができたり、勉強を始めとする「学校・再登校」といった話にも向き合いやすくなります。

2019.04.02

北大阪セラピーラボ
代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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