北大阪セラピーラボ

<不登校> 「不登校」で「ひきこもり」の子のカウンセリング

不登校だけでも頭を悩ませるのに、家から全く出ない「ひきこもり」、さらには、自分の部屋からさえも出てこなくなってしまう子がいます。そうなると一緒に食事どころか、親子の会話自体も全くなくなってしまいます。多くのカウンセリングでは親だけでなく本人も相談に行かねばならないようですが、それどころではありません。こんなひきこもり不登校の子にはどんな対応(接し方)が効果的なのでしょうか?

ひきこもりの引き金となった「家族間の衝突」「学校での問題」などの原因がわかり、それが解決可能ならば良いのですが、実際にはそう多くありません。また、原因・問題が解決したからといって、すぐにひきこもりがおさまって再登校できるとは限りません。

北大阪セラピーラボでも親御さんの対応や親子の会話を工夫することが再登校への一番の近道だと考えているのですが、そう簡単にはいきません。これまでのカウンセリングでも「親子の会話」や「面と向かっての対応」がとれない分、試行錯誤も含め様々な対応策を工夫してまいりました。ただ、「様子を見守る」「自立を待つ」という受け身の方法では、状況が変わらないだけでなく、親御さんの根気ももたず長続きしないのは当然です。

これまでにとった対応策で比較的うまくいったのは「メール・メモ・LINE」など、いわゆる「筆談」です。もちろんメモを直接受け取ってくれるわけでなく、部屋の前に置いたり食事といっしょに添えておくしかありません。返答してくれるようになるまでに時間がかかりますが、内容・話題を工夫しながら発信を続けているうち、やがて「単語」ながらも返答してくるようになる子もいます。

ご両親がカウンセリングに相談に来られた場合、私どもカウンセラーは「内容・話題」のみならず、「言い回し」「タイミング」「誰がメモを書くか」など、考えつく限り細かく考えます。ひきこもりになる子は繊細(デリケート)で、こだわりの強い子が多く、細かなところまで配慮しないとうまくいかないからです。必要に応じて兄弟姉妹に協力していただく場合もありますし、時には大事にしているペットが効果を上げてくれる場合もあります。

何より、心が傷ついた時に「ひきこもり」という形をとった子どもさんの気持ちや特性を、しっかりと踏まえた上で対応策を考えなければなりません。

2018.12.03

北大阪セラピーラボ (大阪府茨木市:JR茨木駅より徒歩4分)
代表 小川和夫 (不登校・非行専門 心理カウンセラー)

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