北大阪セラピーラボの「セラピー」は「心理療法」という意味で、「カウンセリング」とは厳密には違います。カウンセリング
は話を「聴く・傾聴する」が中心で、最後には「このまま様子を見守ってください」というところが多いと聞きます。しかし、
心理療法は「解決する」が第一目標です。親御さんからの不登校や非行、他にも様々な相談に対応しておりますが、いずれも「解決」、しかも「短期解決」が第一の目標なのです。
「ラボ」は「研究所」という意味で名付けました。つまり、まだ私どものカウンセリング・解決策は完成品ではないということです。まもなく35年になり、2000件以上の不登校や非行などのお手伝いしてきましたが、「あの方と全く同じ」という方は未だにおられませんし、一年経過するごとに子どもの趣向や世間で流行っていること、学校の体制なども違ってきます。特に、2020年の新型コロナを機に学校の授業の進め方が変わったり、一人一台のタブレット・ノートPCを与えられるなど、本人や家族はもとより私どもも大変戸惑いました。これは2022年の今でも少しは緩んできているものの「密は避ける・窓は解放・マスク生活・皆が前を向いて食事」など、いろいろと制限されています。
また、大きな変化として、新型コロナの感染者・罹患者数が増えるにしたがって、遠方から来所される方が激減したのも事実です。最近でこそようやく遠方からのご相談が増えてくるなど少し持ち直してきたものの、今年の中旬までは近隣の市や自家用車で通っていただける方のみという時期が長らく続きました。
所長 小川和夫
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