今は親も子も誰もがネットを使って色々と調べているのが現実です。
ネット上には様々なアドバイスがあふれ、私も「えっ、ウソっ!」と思うものもありますが、それぞれのカウンセラー(機関)が独自の見解を打ち出しています。現場で活動しているカウンセラーもいれば学者といわれる大学の先生方もいるため、解決第一なのか、研究材利なのかという違いも問題です。
国家資格や臨床心理士の資格、実績として「〇〇学校のスクールカウンセラーとして〇年」、今はS.S.W(スクールソーシャルワーカー)の方々も学校と連携をとるようになっています。
いずれにしても、誰がどんな「アドバイス」「解釈・解説」を書いていたとしても、親御自身が実際に読んでみて「なるほど!」「うちにピッタリ!」と思えるものだけを取り入れるようにされるのが賢明だと思います。それほど、ありとあらゆるアドバイスや解釈などがネット上にはあふれています。全てを取り入れようとすると親御さん自身が混乱されるだけです。他にもカウンセリングや不登校などの書籍を読まれたり、公的・民間を問わずあちこちのカウンセリング機関を転々とされてきた親御さんもおられるでしょう。「情報過多、かつ、一貫性がない」というのが何より危険なのです。
そのため、私どもに通っていただく方には、医療機関や学校関係かカウンセリングは例外として、他のカウンセリングとの掛け持ちはお断りしています。不登校のカウンセリング場面でも、「そんな話をしたかなー」という発言を耳にするたび、どうしてもやりにくさを感じてしまいます。北大阪セラピーラボに通っておられる間は、当ラボのアドバイスを中心に実践していただき、ここがダメだと思われたのでしたら中断もやむを得ません。しかし、私どもほど具体的でわかりやすいアドバイス、かつ、長時間をかけてカウンセリングをしているところは少ないと思います。
北大阪セラピーラボ
所長 小川和夫
ktlabo.2018@gmail.com (24時間受付。ご予約は「予約」から)