
独自のカウンセリング
北大阪セラピーラボのカウンセリングは「悩み事やお話をじっくり聴く」「相談者を受容する」といった単純なものではありません。通常はわかりやすいよう「カウンセリング」という言葉を使用していますが、実際は「サイコセラピー=心理療法」であり、あくまで不登校の短期解決(=再登校)を目標としています。従来の「家族療法」を基本にしつつ、親御さんを主役として短期間に再登校に導けるよう改良したもので、非常に高い効果を上げています。「不登校」と「非行(素行不良)」が専門です。

ゆったりした面談時間
50~60分ぐらいの面談時間では短すぎてお話を聴くだけで終わってしまい、肝心のアドバイスが十分にお出しできません。一方、面談時間が長くするだけでは効果は思った程は上がりません。時間が長くなると多くの質問やアドバイスが飛び交いすぎ、アドバイスや対応の優先順位がわかりにくくなってしまうのです。これまで様々な経験を積み重ねたのち「110分」が毎回の面談にメリハリがつき、短期解決にとって最も効果的な時間であることがわかりました(120分に延長することもあります)。

面談方法
難しい専門用語ばかりで説明されたり、堅苦しい雰囲気で単調に進むのではなく、わかりやすい説明で気軽に質問できるなどリラックスできるカウンセリングを心がけています。悩み事のご相談ではあるのですが、にぎやかで笑いが飛び交うこともしばしばで、これまでに他所でカウンセリングを受けられた方から、あまりの違いに驚かれています。
また、マグネットが使える大きめの「月別カレンダー」に、「登校した日・休んだ日・行事のある日・友だちと遊んだ日」などを色付きマグネットで明確化し、毎日の流れを把握しながらパターンを分析します。さらに、大きな「ホワイトボード」には具体的なアドバイスを書くあげていくことでメモもとりやすく、明確でわかりやすいアドバイスに努めています。
母子(父子)家庭・単身赴任の場合
以前から「母子家庭」や「父親が単身赴任」のご相談は少なくありません。しかも、どのお母さんも仕事と子育てを両立させようと毎日大忙しであったり、無理をしてでも頻繁に帰省されるお父さん。不登校解決への意気込みや家族愛の深さには本当に頭が下がります。不登校という難局を「なんとしても解決したい」という気持ちが何より大事なんだと改めて気づかされます。

学校との連携
不登校の解決に当たっては担任の先生や保健室の先生、時には学年主任、生徒指導、教頭・校長先生にも協力をいただく場合があります。もちろん、カウンセラーが独断で学校に連絡することはありません。学校との連絡や協力依頼は親御さんを通じてお願いしています(必要な場合のみ)。まれに協力を渋られる学校(先生)もありますが、その場合は別の方法を親御さんと相談させていただきます。

医療機関との違い
病院やクリニックのメリットは投薬・入院・手術などたくさんあります。医療的な治療が必要な場合は当ラボとの「分業・両立」が可能です。一方、他のカウンセリングやアドバイスをもらえる心療内科など医療機関との掛け持ちはお勧めいたしません。アドバイスが多岐に渡ることで親御さんが混乱されるためです。心理的な相談はしっかりとお考えの上で一本化をお勧めしています。